コンプレックスと大人になるということ

なぜか三人姉弟のなかで私だけニキビがすごい。でき始めるのも早かった。小学校五年生からもう既に頬やおでこにポツポツ、とニキビができはじめ、肌が赤く腫れていた。もちろん小学生なんて、周りは男も女もサラサラ肌の子ばかり。

みんなと違う、というのが辛かったし、中には「ブツブツおばけ」なんて、傷つくことを平気で言ってくる男子もいた。子供の頃に本当に心から傷ついたことって、しっかり覚えてる。あの男子の顔も、フルネームも、言われた場所も、はっきり。

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にきびのおかげで中学くらいまでは、ひどく自信のない子供だったように思う。常に劣等感を持っているような、、このままこの顔だったら彼氏もできなくてお先真っ暗だ、と思っていた。でも下手に頑張ると逆効果だということを早いうちに学んだ。薬をむやみにつけたり、気にしすぎるあまり、気付くと触っている頻度が多かったり。

とにかく大事なのは清潔にしておくこと、帰宅したらキレイにして、保湿をしっかりとして、あとは触らない。
食べ物と食べる時間にも気を遣うようになった。高校の時バイト先にいた肌のきれいな先輩が言ってたから。「一日の早い時間のうちに、必要な栄養は全部とっちゃうの。夜までもつように。夜はほとんど寝るだけだから、エネルギーはいらないしね」 確かにな、と私も真似したら、いつの間にかニキビが繰り返しできることもなくなったし、やせたし、何となく健康的な体になった気がする。

今でも子供の頃の嫌な思い出は、記憶の中から消えない。あの男子もそうだし、おねえちゃんだって、あたしのいないところで、「あの子の肌みたいになるのはいやー」って、同じタオルを使うの嫌がってたの、知ってる。

でも、それはもう昔の話。今も敏感肌は変わらないけど、心身共に健康的な日々を送っていれば、前みたいに荒れることはないみたい。一度リズムができると、やり方が分かって、よっぽどのことがないと崩れないし、崩さないように、日々を過ごしたいと思う。